2013


2013.6 「第一回保護者のためのレスリングセミナー開催」

 当日の様子は、以下の記事をクリック!

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専修大学が発行する「ニュース専修」に掲載いただきました。
2013年8月号(第515号)9面.pdf
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2013.3 体力測定・セミナー・懇親会

 32日(土)は、「TEAM BISON'S by SENSHU UNIV.」と「専修大学社会体育研究所(20134月から『専修大学スポーツ研究所』に名称変更」との共同企画である「体力測定及びセミナー、懇親会」を開催。参加者及び対象者は、幼児の年中~中学生までの子供が約50名とその保護者が約40名の計90名の地域の方々。
体力測定及びセミナーは、社会体育研究所員の渡辺英次商学部准教授と相澤勝治文学部准教授を中心に実施していただき、さらには松永修司日本体育大学研究員の協力もあり、無事に終えることができた。

 前年度末には「スポーツ栄養学」の講座を行い、今年度夏には体力測定も行った。今年度末ではそれら2つのイベントを同時に開催した。
体力測定では以下の各項目を定期的に測定している。

レスリングタックルテスト(レスリングのタックル動作に必要な瞬発性の能力を評価)
レスリングシャトルランテスト(レスリング競技に必要な持久力の能力を評価)

形態測定(身長、座高、体重、体脂肪率)
④20m
走(スピード)
プロアジリティー・テスト(スピード・敏捷性)
垂直跳(瞬発力)
立ち幅跳び(瞬発力)
反復横跳び(敏捷性)
リバウンド・ジャンプ指数(バネ)

 上記9種目の前回からの数値を比較することにより、個々の足りない能力が明確になり、今後の練習計画にも役立つ。さらにはレスリングを行うことによる運動能力の評価も数値として表すことができれば、競技としての評価もいいものになってくるはず。
体力測定後は場所を移して渡辺准教授及び相澤准教授のセミナーを実施。両准教授からは「からだと心を学ぶ」という共通のテーマの基に、渡辺准教授から体力測定の種目の意義や練習の意義を中心に「からだ」という視点から講義を行っていただき、相澤准教授から

はスポーツ心理学の資料を用いて緊張する理由やその緊張に負けない具体策を中心に「こころ」という視点から講義を行っていただいた。
このような講義ができるのもTEAM BISON'S by SENSHU UNIV.というクラブチームが専修大学の公開講座であることや、バックアップ体制が整っている環境があるからこそ。両先生方に感謝するとともに、専修大学

及び社会体育研究所に感謝。
 セミナー終了後は場所を移し懇親会へ。
ここではスタッフ、選手、保護者、講演をいただいた講師の先生方も交えながら自由に懇談。時間は40分程度であったものの、誰もが気軽に話すことのできる環境の提供が、コーチと選手同士またはコーチと保護者との信頼関係構築にも繋がるのではないかと感じた。

 そして今年度末にて本クラブのコーチを退任する鈴木コーチへ、保護者会から暖かいプレゼントが贈呈された。同コーチはジュニア時代の指導経験がないものの、平日の練習を中心に選手をよくまとめ、チームの好成績には欠かせない人物でもあった。選手たちと学んだ「手応え」を、次の現場でも活かしてもらいたい。また、同コーチの後任には現役選手でもある半田選手が引き継ぐ。

指導者としてはまだまだ未熟だが、コーチとしても活躍してくれることを期待する。
レスリングというスポーツを通じて、自分の心とからだを学び、さらには自分をコーディネートしていく能力があがればと思う。そのためにはただ練習をこなすのではなく、練習の意味をよく知ってもらいたい。練習しなければ試合では勝てないことはそのとおりだが、「なぜ今練習しなければいけないのか、なぜこのタイミングで休

まなければいけないのか、どうしたら緊張に勝てるのか、緊張の基は何なのか」等、難しいポイントだがこの考え方を常に持ち続けることによって、試合で結果を残し、インテリジェンスレスラーを育成していきたい。

2013.3.3 木村&鈴木&半田

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専修大学が発行する「ニュース専修」にも掲載いただきました。
2013年3月号(第510号)11面.pdf
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