2017

2017.12 体力測定

 12月は「TEAM BISON'S by SENSHU UNIV.」と「専修大学スポーツ研究所」との共同企画である体力測定実施日でした。測定項目は、①専門的体力として位置付けているレスリングタックルテスト、レスリングシャトルランテスト、②運動能力という位置付けの形態測定(身長、体重、体脂肪率)、反復横跳び(敏捷性)やリバウンド・ジャンプ指数(バネ)などの、2種類です。

 この取り組み1年に2回、2012年8月から始め、今回で11回目となりました。測定を実施してくださったスポーツ研究所の先生方、サポート役の学生、測定が円滑に進むようご協力いただいた保護者の皆様に心より感謝申し上げます。

 徐々にではありますが、少年少女レスリング選手の専門的体力および運動能力の特性や、その2種類間の体力の関連が見えてきました。ですがまだまだ分析の途中です。もう少し時間がかかりますが、TEAM BISON'S by SENSHU UNIV.以外にも還元される形を目指し、更なる研究を進めていきたいと思います。

2017.12.18 木村


2017.9.26 記事掲載

 「スポーツ・フォー・トゥモロー セネガルへのレスリング用品の供与」と題して、セネガル国立国民スポーツ教育大学にてレスリングを習う児童他に対して、専修大学少年少女レスリング教室からシングレットなどの支援が成功したことが掲載されました。

 本事業は日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環であり,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施されています。詳細は外務省HPや以下PDFファイル(HPをPDFとしたもの)、もしくは画像をクリックしてください。専修大学HP毎日新聞朝日新聞にも特集されました。

ダウンロード
スポーツ・フォー・トゥモロー セネガルへのレスリング用品の供与 | 外務省
スポーツ・フォー・トゥモロー セネガルへのレスリング用品の供与 | 外務省.pd
PDFファイル 481.1 KB
ダウンロード
セネガルの子どもたちにレスリング用品を寄贈  専修大学少年少女レスリング教室 _ 専修大学
セネガルの子どもたちにレスリング用品を寄贈  専修大学少年少女レスリング教室 _
PDFファイル 887.3 KB

2017.6.23 記事掲載

 公益財団法人日本体育施設協会が発行する機関誌「月刊体育施設」2017年6月号の特集「最高学府の”スポーツ資源”と地域のこれから~section:2 大学スポーツ資源と地域の連携注目事例ピックアップ」に、専修大学少年少女レスリング教室の様子が掲載されました。

 詳細は以下PDFファイル、もしくは画像をクリックしてください。

ダウンロード
No.615 月刊体育施設6月号【スポーツファシリティーズ】記事
No.615 月刊体育施設6月号【スポーツファシリティーズ】.pdf
PDFファイル 8.0 MB

2017.4 体力測定

 4月24日(月)及び27日(木)は昨年同様、「TEAM BISON'S by SENSHU UNIV.」と「専修大学スポーツ研究所」との共同企画で恒例の体力測定実施日でした。測定項目は前回同様です。体力測定の総括については、TEAM BISON'S by SENSHU UNIV.の練習効果を経年の測定記録と検証中であるため、もうしばらく時間がかかります。しばしお待ち下さいませ。

2017.4.27 木村


2017/3/4(Sat)平成28年度末セミナー

スポーツを通じて、目標の立て方を学ぼう!

 平成29年3月4日(土)は生田キャンパス10103教室において、本教室に通う小・中学生と、神奈川県レスリング協会ジュニア強化練習会参加者の選手及び保護者の総勢58名を対象に「スポーツを通じて、目標の立て方を学ぼう!」のキャリア教育セミナーを開催しました。

 本セミナーは、レスリング競技を通し目標と夢について考え、Dual Careerの視点から、アスリートと自分の人生の生き方について学ぶ内容でした。

 ロールモデルとして専修大学レスリング部コーチで全日本トップ選手でもある田中幸太郎氏に登壇を依頼し、自身の経験や今後の目標を交えながら参加者と交流しました。当日の様子は、専修大学スポーツ研究所HP並びに神奈川県レスリング協会ジュニア強化委員会HPにも掲載いただいております。

 今回のセミナーの目的は、以下のとおりです。

 

①目標の作り方がわかる。(ライフスキルの獲得)

②「デュアルキャリア」を理解する。

③(今後)パフォーマンスが向上する。

 セミナー終了時には参加者へアンケートをお願いし、本セミナーの評価を行なっていただきました。左図が結果です(クリックすると拡大されます)。

 概ね参加者の満足度は高かったと思います。そして参加者からは下記に記載したましたとおり、様々な感想も頂戴しました。

 

●選手

・今回の説明を聞いて、目標の立て方がわかった。

・キャリアがどういう意味を持つのか、キャリアの大切さを感じました。

・目標には数字を入れること。夢は近くと目標に変わる。これからは2つ(アスリートと小学生)の目標を立てようと思った。 「目標」と「夢」の違いや、知らなかったDual Careerのことが詳しく知れたから良かった。

・自分を振り返ることができた。

・目標が積み重なることで、夢を叶えることができるという言葉が印象に残った。

・夢と目標の具体的な違いをよく理解することができ、「Dual Career」について学び、人生の教訓となりました。 目標の立て方や、夢と目標の違いが、図や絵で表されていて、分かりやすかった。

・印象に残ったのは「Dual Career」で、アスリートと(小学生などの)生活を合わせることで「Dual Career」ということはビックルしました。 アスリートとしてのキャリア、学校生活のキャリア、両方大切なんだなと思った。これからもレスリングと学校の両立をしっかりできるように頑張りたい。

・勉強していないからレスリングがあるからいいや、と思っていたけど、勉強があるとレスリングの戦法も変わるので、これから(両方)頑張っていきたい。 (ローロモデルとしての)田中コーチの話や目標が面白かった。

 

●保護者

・子供と共有できて良かったです。今後夢と目標を(家族で)共有していきます。 数字を設定して目標を立てることによって、より具体的になり、日々の練習がもっと前向きに変わっていくと思いました。

・自分がどのような方向を向いているか軸を作ることで、悔しいことや壁にぶつかった時にも自分をしっかり見つめ直すことができると思います。

・小学生からデュアルキャリアについて理解し、それぞれの目標を立てることは大切で有意義であると感じました。

・ロールモデルの例をあげることで、より目標の立て方を理解することができたと思います。 自宅でゆっくりデュアルキャリアについて話し合ってみたいと思います。

・デュアルキャリアは両方のバランスをとることではない、というのは大切なポイントだと思いました。 (目標について)数字を設定することで、”振り返り”が可能というのも、子供に理解しやすいと思います

・人として、アスリートとしての目標を持って頑張ることを学びました。親として、人としての目標をもって頑張ろうと思います。

・スポーツと人生が相乗効果として影響していくことは印象に残った。 デュアルキャリアという言葉を知ることで、人とアスリートの2つの視点で物事を考えるようになってほしいと感じました。

 アンケート結果から、参加者にとって意味のあるセミナーを開催できたことは嬉しく思います。

 最後に、このような機会に賛同いただきました相澤文学部教授をはじめとする専修大学スポーツ研究所の先生方、さらには同大学コーチの田中幸太郎氏、貴重なお時間をいただき参加された皆様へ感謝申し上げます。

2017.3.5 木村

ダウンロード
専修大学が発行する「ニュース専修」にも掲載いただきました。
2017年4月号(第559号)6面.pdf
PDFファイル 4.8 MB