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12月15日(土)2012年練習納めについて

 TEAM BISON'Sの2012年最後の練習が終了。

 この日は溝の口で活動する「SELF CLUB」との合同練習でもあった。

 練習メニューはサーキットトレーニング等を取り入れたウォーミングアップを30min。その後、3min✖3setの打ち込みを行い、グラウンドの攻防までを一通り行う。打ち込みではフェイントからの崩しを重点的に指導。試合も練習でも、相手のバランスが崩れていないところでアタック

してもポイントを取ることができないので、来年もこの動きからの展開を意識させていきたい。2minのスパーリング後、20secで体力トレーニング(腿上げ、ジャンプ、腕立て伏せ、等)を取り入れた練習を10set。さらには、短い時間でポイントを取りに行く練習として、40sec✖10setのスパーリングを行う。息も上がる中で相手より多く動き、ポイントを取りに行くレスリングスタイルが「攻め続けるレスリング」に繋がる。

 練習自体は1時間30分ではあったが、中身の濃い練習になったと思う。時には短い時間の中で集中して練習することも大事。

 2012年の練習はこの日で終了するわけだが、この1年間はTEAM BISON'Sもチームとして大きく成長したと感じた。選手達も多く試合に参加し、勝って喜ぶ気持ちや負けて悔しい思いを感じながら、勝てた子も負けた子ももっと強くなりたいと考えることができた1年ではないかと思う。我々スタッフも試合を終えるために集まり、お互いの意見をストレートに吐き出しながら、練習方法の改善を行い、選手達をどこに向けて育てていくかを真剣に考え、それを行動に移した。保護者の皆さんにもレスリングを多く知ってもらえた1年でもあったと思う。

 そして2013年は今の基礎となる考え方を維持しながら、「勝つためのレスリング」と「遊びの中のレスリング」のバランスを取りながら活動していきたい。「遊びの中のレスリング」では体を動かすことの楽しさや他のスポーツでも活かせられるような体力作りを中心に、「勝つためのレスリング」では数多くの金メダルを獲るために、他を圧倒するような体力をつけることと、勝っていても攻め続ける攻撃型レスリングの徹底を中心に指導していきたい。すべては子供という選手達のために最高の指導ができればと思う。

2012.12.17 スタッフ一同