6月14日(日)9:30~10:30(質問時間を含めると11:00まで)、柴田麗先生((株)スポーツバックス)を講師に招き、オンラインで「TEAM BISON'S by SENSHU UNIV.のための栄養学~考えてみよう自分の食べるものについて~」の教育セミナーを実施しました。
今回のセミナーの主旨は本教室の指導概要にも記載のとおり、栄養について「自分で考えて、自分で行動できる力を身につける」ことでした。
セミナーは、1)からだの基本、2)基本の食事、3)試合対策について、資料を交えて行われました。ジュニア選手は成長期にあることから、運動、栄養、睡眠を基本とした生活を行うことが重要な視点である、食事の基本に関しては、日々の体調の変化に向き合うことが重要であり、それを関連づけて日頃の食事について考えることが大切であることを学ぶことができました。実際に自分の食事を見直すためのワークも取り入れ、食事の基本を学ぶ機会となりました。試合対策と食事に関しては、試合に向けた食事の考え方について説明がなされ、講義では、実際の食事例も提示いただきながら、具体的な試合に向けた食事の摂り方について学ぶことができました。
質疑応答では、「寝る前の食事について」や「牛乳について(低脂肪が良いか?)」、「子供の身長を伸ばしたいが、どんな食事が必要か」などもあり、また、女子アスリートリテラシー(Female Athlete Literacy)に関連した内容にも触れることができ、活発なディスカッションの時間となりました。
セミナー終了後には参加者の皆さまに対し、本セミナーや栄養に関するアンケート調査にご協力いただき、客観的にセミナーについて振り返ることがでました。アンケートでは、普段の栄養に関する意識とセミナー終了後の意識を調査し、写真のとおり、設問10と11の比較から、栄養に関心がなかった者でも、セミナー終了後には取り組んでみようかな、という前向きな意識に変わったことがわかりました。この意識の変化はセミナーの効果を示していると考えられ、参加者の意識に対して有意義なセミナーであったと捉えることができます。続いて設問12は、レスリングに取り組む保護者の方にご協力いただいたアンケート結果です。「設問12-09」および「設問12-10」のとおり、レスリングに取り組むことによって、子どもの身体の巧みさ・使い方が向上したと評価していることがわかりました。このことは、レスリング教室の取り組みが、多様な動きを身につけるための運動プログラムを提供しているものと考えられます。
最後に、講演を拝聴してくださった皆さま、アンケートにご協力いただいたご家族の方、ご多忙の中にも関わらず本企画にご登壇いただいた柴田先生に、ここに記して感謝申し上げます。ありがとうございました。
講演当日の音声内容をMAMOさんのHPから聴くことができます.
興味のある方やもう一度聞いてみたい方はこちら(MAMOさんのHPへリンクします)からご確認ください.
柴田寛(FIVE★STAR監督)さんと,テーマ「ジュニアアスリートの発育発達の実践と研究」について,5月23日(土)10:00~11:00に登壇することになりました.以下,詳細です.
詳しくはMAMOさんのHPを参照してください.
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✔︎ 発育発達段階に応じた適切なトレーニング、指導方法
✔︎ 選手は自己実現の道具ではない
✔︎ 10年~20年先を見越した「心・技・体・知・徳」の育成
ジュニアレスリングに関わる方全てに知っていただきたい内容を”熱く”お届けいたします!
◉第4回講師
柴田寛(FIVE★STAR監督)
木村元彦(TEAM BISON’S by SENSHU-UNIV.監督)
◉テーマ
ジュニアアスリートの発育発達の実践と研究
◉日時
5月23日(土)10:00~11:00
◉場所
https://zoom.us/j/94978706181
※wifi環境を整えた上でご入場ください。
※5分前を目処にお集まりください。
◉参加費
無料
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