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2月18日(月)練習について

 この日は1時間半「遊びの中のレスリング」を指導。人数としては幼児・小学生合わせて約40名の地域の子供達が参加。
練習内容は久しぶりに2人1組のウォーミングアップを実施。①馬跳びくぐり 30sec×2set、②足の開いて閉じて 30sec×2set、③うつ伏せ状態からの前後ダッシュ 30sec×2set。俊敏性を鍛えることを目的とする。
その後は幼児は鈴木コーチ、小学生は木村が中心となって

レスリングの練習に取り組む。小学生では①前傾姿勢の構えの徹底、②前傾姿勢からの蹴り足のタイミングの徹底、③前傾姿勢からのバービーの徹底を行う。グラウンドではローリングの技術練習。
 「遊びの中のレスリング」の中には試合で結果を求める子や、他のスポーツにレスリングの動きを取り入れ活躍したい子、とにかく体を動かせたい子など、様々な目的で参加する子供がいる。その子達全員に、よくわかる

ようなレスリングの技術のポイントと、レスリングというスポーツの考え方を伝えるためには、伝える言葉を丁寧に選ぶ必要がある。簡単そうに捉えがちな技ほど基本であり、地味な練習が多い。そこに飽きることなく素直な気持ちで聞き続ける力を育むことが大事だと思う。
 全体練習終了後は「勝つためのレスリング」を実施。高学年は鈴木コーチが2on1からの飛行機投げを、低学年は半田コーチを中心にタックルの反復練習。

 木村の方では個人的に考えていた2名(T選手とK選手)を徹底指導。前傾姿勢からの蹴り足でマットを強く蹴り込むタックルの反復練習。2人共最初はぎこちなかったが、個別練習後のスパーリングや、さらにその後の反復練習ではかなりいい形に仕上がったと感じた。中でも相手方向に詰める動きを自分の中で考える仕草が見られたことは嬉しく思う。コーチの指導する内容を頭で理解し、考えて動かなければレスリング自体を理解できない。逆に反復練習で得られた感覚は体に染み付き、ここぞという時にそれが発揮される。だからレスリングは面白い。

2013.2.19 木村&鈴木&半田