「第8回全日本女子オープンレスリング選手権大会」について

　10月19日（土）は、「第8回全日本女子オープンレスリング選手権大会」が三島市民体育館で開催され、TEAM BISON'S by SENSHU UNIV.からは1名の選手が出場し、3位入賞という結果を残した。

　 1・2回戦は同学年の選手にテクニカルフォール及びフォールにて勝利したが、準決勝は学年が1つ上のチャンピオンと対戦し、フォール負け。結果は真摯に受け止める必要があるが、試合内容は「将来に繋がる」内容と評価できる。フェイントと崩しからのアタックでのポイントの加点や、ディフェンスのもつれた際の処理は練習（基本）どおりであった。ただ、スピードは以前より向上したが、学年が1つ上の選手との筋力の違いは大きい。筋力は成長段階の努力の過程で必ず追いつくもの。更なる強化はパワーに必要な「スピード」でもある。今の幼少期は、シニアで身につけることが容易ではない「スピード」・「基本動作、技術」・「体力」の向上であり、徹底すべき項目だと確信する。「先」を見据えた指導内容は上記3項目の妥協なき徹底が必要である。

2013.10.19 木村