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11月23日(土)・24日(日)富山県レスリング協会合同合宿について

 11月23日(土)・24日(日)は富山県レスリング協会から、ジュニア混合チーム幼児・小・中学生合わせて11名が、TEAM BISON'S by SENSHU UNIV.の練習に参加した。開催場所は専修大学であり、初日の土曜日は合計60名弱、2日目の最終日は合計50名弱の選手達が練習に参加。合同合宿内容は「勝つためのレスリング」に特化。専修大学で行うTEAM BISON'S by SENSHU UNIV.初の合同合宿は元気漲る子供達の挨拶でSTARTした。

 初日のメニューは、ジョギングからのウォーミングアップから、スピード向上を目的とした体力トレーニングメニューを9種目実施。マット運動後、打ち込み→タックルのスピード練習→がぶりからのテイクダウン→グラウンド→スパーリングを実施。補強はTEAM BISON'S by SENSHU UNIV.の名物メニューシャトルラン&バタ足3setメニュー。

 2日目のメニューは体をほぐした後、ダッシュメニューにてスピード強化。サーキットトレーニングにて心拍数を限界まで追い込み、マット運動→打ち込み→スピード練習→がぶりの攻防→グラウンドの攻防→スパーリング。補強は上級生は坂道ダッシュのロングを4本、ミドル・ショートを5本実施後、下級生はレスリング場にて体力トレーニングを実施、そして合宿終了。

 2日間の練習を通じての感想。

 このような合同練習では、普段と違った相手と練習することで、自分の攻撃や防御が相手に通用するか試すことができ、成功すれば技を修得したことの自信となる。逆の場合は技は体に染み付いておらず、練習不足と判断できる。強い相手に技が成功すれば、レベルの高い修得を意味する。さらに普段と違う相手は、自分の技への反応もいつもと異なる。反応の違いに瞬時に調整する力も求められる。試合は普段と違う相手である。まさに昨日今日の練習では、試合と同じ状況を作ることができ、より多くの相手と練習することを求めることができた。合同練習を乗り切ったことがゴールではなく、合宿の練習内容を繰り返し、試合という発表の舞台で成果を発揮し、結果を残すことが重要である。結果を残すまでの過程も重要。「勝つためレスリング」に参加する選手には、その部分も厳しく求める。

 スポーツを通じた友人形成も、他チームとの合同練習では魅力的な成果の一つでもある。スポーツを取り組むことで、他県の友人や、もっと言えば隣近所の友人と顔見知りとなる。ここでできた人脈は大人になっても活きることと期待したい。

最後に、遠方にも関わらず11名の選手を引率された富山県スタッフの先生方と保護者、最後まで練習を共にした選手達には感謝したい。

2013.11.24 木村&堂端&半田