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4月19日(土)及び20日(日)新潟県ジュニアレスリングチームとの合同合宿について

 4月19日(土)15:00~、20日(日)9:00~の2日間、専修大学第2体育館レスリング場にて、新潟県ジュニアレスリングチーム(以下、新潟ジュニア)との合同合宿を実施した。

 新潟ジュニアは両日とも幼児~中学生まで選手8名が参加、TEAM BISON’S by SENSHU-UNIV.は土曜日が約50名、日曜日は30名弱の選手が参加した。練習内容は両日ともアイスブレークも兼ねたウォーミングアップを約30分実施。コミュニケーション能力向上や「レスリングというスポーツを通じた仲間作り」という社会性発達を促すには適した練習内容であったように思う。初日19日(土)の低学年は木村、高学年は堂端コーチと半田コーチ、最終日20日(日)は入れ替わり、それぞれ技術指導を実施。低学年は構え・正面タックル・がぶり・ローリングのドリル練習、高学年はハイクラッチやヘッドインサイドの片足タックルの処理・ステップ方法・ディフェンスの細かいポイントの指導を実施。スパーリングは初日が3min、2日目は5minで10本近くをこなし、補強はTEAM BISON’S by SENSHU-UNIV.恒例のシャトルラン~アヒルのインターバルトレーニングを実施し、怪我もなく無事に全日程を終了した。

 昨年11月の富山県との合同練習に続き、今回は2度目となる他県を迎えた合同練習となった。各々の選手たちは何を学び、何に気づいたか。レスリングは自分の特性と相手の特性を理解し、自分の持ち味を発揮しながらも相手の持ち味を封じる動きが必要であり、そこの駆け引きが重要なポイントとなる。個々の身体能力や技術発達の差異の中で、実力が均衡する場合や逆に差のある場合と、スパーリング場面は様々な状況が見られる。合同練習が終わった今、選手自身は、自分の実力がどのように発揮できたかの自己評価を行うことが重要であり、スタッフは、選手に対してフィードバックが的確に発信できていたかの自己評価を行い、選手個々に対する客観的評価を行うことが重要であると感じる。

 最後に遠方にも関わらず選手を引率された新潟県スタッフの先生方と保護者、最後まで練習を共にした選手達には感謝したい。

2014.4.25 木村&堂端&半田