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2016年のご挨拶と目標

 新年明けましておめでとうございます。

 2016年も、専修大学少年少女レスリング教室「TEAM BISON'S by SENSHU UNIV.」をどうぞよろしくお願い致します。

 2016年は以下の目標を掲げ、邁進していきます。
【目標】体力測定の立ち幅跳びにおいて、男子9歳は158㎝、男子7歳は139㎝、女子9歳は149㎝、女子7歳は130㎝というある特定の年代に対して具体的な数値目標を設定しつつ、TEAM BISON'S by SENSHU UNIV.に所属するすべての子ども達の体力を、昭和60年代の青少年の体力に近づくことのできるプログラムを開発する。
 立ち幅跳びの測定値は主に瞬発力を計ります。瞬発力はレスリング競技でも重要な体力要素の一つでありますが、文部科学省「新体力テスト実施要項」内の現代の青少年(6歳〜19歳)のテスト項目でもあり、同省「平成26年度体力・運動能力調査結果の概要及び報告書」 によれば、立ち幅跳びの年次推移は昭和60年代から低下傾向にあります。さらに国は、平成25年6月に閣議決定された「教育振興基本計画」及び平成24年3月に文部科学省より発表された「スポーツ基本計画」において、以下の施策目標を掲げています。

今後5年間に総合的かつ計画的に取り組む施策…学校と地域における子どものスポーツ機会の充実
『子どものスポーツの機会の充実を目指し、学校や地域等において、すべての子どもがスポーツを楽しむことができる環境の整備を図る。そうした取組の結果として、今後10年以内に子どもの体力が昭和60年頃の水準を上回ることができるよう、今後5年間、体力の向上傾向が維持され、確実なものとなることを目標とする。』

 上述のとおり我々TEAM BISON'S by SENSHU UNIV.は国の施策に則り、子どもたちの体力が向上する(主に瞬発力の測定値を向上する)プログラムを、レクリエーションスポーツ並びに競技スポーツを通じて開発していくこととします。
 また当然のことながら、競技スポーツにおいては更なるメダリストの誕生を目指し、トレーニングメニューの開発や、ジュニア期の発達段階に合わせたテクニックの指導も継続していきます。
 本年もどうぞよろしくお願い致します。

2016.1.6 スタッフ一同