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第20回全国少年少女選抜レスリング選手権大会

 3月5日(土)、6日(日)は第19回全国少年少女選抜レスリング選手権大会が板橋区小豆沢体育館にて開催され、TEAM BISON'S by SENSHU UNIV.からは12名の選手が参加しました。結果は準優勝が1名、3位入賞2名でした。(入賞者はこちらに掲載しています。)

 この大会を迎えるにあたり、特別練習を集中的に実施して練習量を増やすことや、練習試合を実施して課題を抽出したりと、多くの工夫を重ねました。それでも優勝者を輩出できませんでした。何が欠けていたのか.....。テクニック?トレーニングメニュー?メンタル?ビヘイビア?プロセス?PDCA?コーチング?

 できたことがあったのも事実で、結果が変わらないことも事実です。

 大会翌日の今日の練習では専修大学レスリング部佐藤満ヘッドコーチや、いつも練習でお手伝いをしてもらっている学生へ、個々に結果報告をしていました。

 練習前には佐藤ヘッドコーチから、「走ることの意義」と「強気になるためのポイント」をお話いただけました。有り難うございました。

 今日の練習で感じたことは、選手と同じように我々スタッフも、何が真の原因で優勝者を輩出できなかったのか、正直わからないということです。「あれかなぁ、これかなぁ」と考えても、大会が終われば時間が経って今日を迎えるわけで、胸の中に課題を抱えつつも、練習時間はやってきて指揮をとらねばならないし、次の試合も目の前にやってくる。そんなことをいろいろと考えていたら、悩みのない人生ほど指導者も成長できないのかな、とも思いました。だとしたら今やれることは、まず試合を振り返って、できなかったことを改善していこうとなって、技術練習を実施したことにつながったんです。

 こうやって、一歩一歩階段を登るように、頂上を目指していく過程が、指導者にとって大事なことかもしれません。

 ある意味で、良い経験ができた大会でもありました。

2016.3.7 木村