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レスリングの体力特性

 今日は祝日ですが、TEAM BISON'S by SENSHU UNIV.の練習は通常どおり実施しました。前半のレクリエーションスポーツでは約80名前後、後半の競技スポーツでは約50名前後の子供達が参加しました。「WRESTLE WIN(レッスルウィン)」からの出稽古もあり、通常練習ですが合宿と間違えるような大人数の練習は、賑わった雰囲気で本当にマイナースポーツか?と勘違いするほどの盛況ぶりでした。

 競技スポーツ終了後に選手に添えた言葉は、レスリングに必要な体力の話(体力特性)です。レスリングを取り組むために必要な体力の代表的な項目は以下のとおりです。

 

①陸上の短距離選手のような俊敏性

②ウェイトリフターのような筋力

③体操選手のような柔軟性

④長距離ランナーのような持久力

⑤哲学者的な思考力

 

 上記5項目を向上させるために、指導者は様々なトレーニングメニューを考えます。5項目はおそらく指導者のみが意識するものではなく、選手も少なからず意識する必要があると考えます。まだまだ子供たちには難しい話ですが、各トレーニングメニューとレスリングの体力特性の関係性を理解して取り組むことで、様々な体力は向上していく気がします。トレーニングの意味が理解できれば、もっとレスリングが面白くなるかもしれません。

2016.9.22 木村