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制限とイノベーション

TEAM BISON’S by SENSHU UNIV.は、保護者や様々な関係者の協力を得て、マット練習を再開することができました。

練習頻度、スペース、参加人数など、いろんなことに限界がありますが、2020年2月後半にマット練習を休止して以来、1年2ヶ月ぶりのマット練習でした。練習再開に向けて新型コロナウィルス感染防止のためのガイドラインを策定し、体調管理表を毎回提出するなど、感染防止策を講じた中での再開です。

Acar et al.(2019)(※)は、制限のあるところにイノベーションが起こることを報告しています。コロナ禍においては様々な制限がありますが、これらは視点を変えればチャンスになるのかもしれません。

マット練習が再開できなかった1年2ヶ月、後ろを振り返れば長く感じましたが、前を向くととあっという間の出来事でした。出来事にも視点を変えることで、心がポジティブになるかもしれません。

再び、「競技力・体力・運動有能感」向上に向けて、新たな一歩を踏み出すことができました。

 

(※)Oguz A. Acar,Murat Tarakci,Daan van Knippenberg(2019)Creativity and Innovation Under Constraints: A Cross-Disciplinary Integrative Review,Journal of Management,45(1):96-121.