11月5日(金)〜7日(日)まで、熊本市総合体育館において、第38回全国少年少女レスリング選手権大会が開催されました。
大会に出場することで選手は試合を通じて、自信や喜び、課題や悔しさに触れることができます。さらに、遠方の友だちとの再会や対戦した相手との新たな出会いなど、社会的な側面の成長にも大きな効果が得られる可能性も考えられます。特に全国大会となれば、その効果は大きいかもしれません。これらの効果が望めるであろう今回の全国大会開催に際し、新型コロナウィルス感染防止対策に御尽力いただいた大会関係者の皆さまには、心より感謝申し上げます。
さて、TEAM BISON'S by SENSHU UNIV.からは今大会に5名が参加しました。結果はこちらを参照ください。
我々は新型コロナウィルス感染症のパンデミックを受け、コロナ禍前の大きな常設マットがある状況から、練習環境が一転しました。過去を振り返ると、新型コロナウィルスが流行り始めた2020年2月から7月までは練習休止、2020年8月から翌年3月までは週2回、暑い時も寒い時も近隣の公園でランニングや階段を用いたトレーニング、芝生の上で技術練習などに取り組みました。そして2021年4月から今回の全国大会までは、さまざまな工夫を経てマット練習の環境を用意することができましたが、コロナ禍以前のような、確実に週3回の練習ができる環境ではありませんでした。このような背景の中、金メダルこそ獲れなかったものの、今回の全国大会出場者が練習の内容を少しでも試合で発揮できたことは、さまざまな環境の中で共に練習したチームメイトの存在や、その練習を支えた保護者の皆さんの支援があったからこそだと考えます。その支援を受けて、大会に出場した選手一人一人は、本当によく頑張りました。このように考えると、今回の大会結果や選手の出来栄えは、チーム全体として得た成果であったかもしれません。この貴重な体験を体験で終わることなく、しっかり振り返り、また次の機会に活かしていきたい、そう感じた全国大会でもありました。
素晴らしい3日間に参加することができた我々は、このような機会の提供に、本当に感謝しなければなりません。大会に関わったすべての皆さま、本当にありがとうございました。
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