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2021から2022へ。

2021年を締めくくる一日が終わりました。

2021年を振り返ると、今年はTEAM BISON'S by SENSHU UNIV.にとって歴史的な1年となりました。

 

練習の場を公園からマットへ

・マット搬入・設営・解除・搬出・撤収

・練習前の検温や体調確認の徹底

中学生が夏の県大会全勝

小学生が全国大会入賞3名

中学生が全国大会入賞2名(快挙)

・チームメイトとの出会い、別れ

・2本(運動有能感・運動習慣体力・運動能力の発達特性)の研究報告 

 

これらが主な出来事だったように思います。

日本スポーツ振興センター(1)は、1980年ロンドンオリンピックの以下のクーベルタン男爵の言葉を引用し、「努力すること、よく戦うこと」の大切さを説いています。

ペンシルぺニアの主教が ”オリンピック競技大会で重要なことは、勝つことではなく、参加することである” と述べられたのは、まことに至言である。人生において重要なことは、成功することではなく、努力することである。根本的なことは、征服したかどうかにあるのではなく、よく戦ったかどうかにある。このような教えを広めることによって、いっそう強固な、いっそう激しい、しかもより慎重にして、より寛大な人間性をつくり上げることができる」(『近代オリンピック100年の歩』より)

この言葉の意味を捉えて2021年を振り返ると、選手・保護者・家庭・チームが、よく努力しよく頑張ったと感じます。結果を残したことも残せなかったことも、うまく技がかかったこともかからなかったことも、同じ道を選ぶことも違う道を選ぶことも、個人が持っている技・体力や価値観が異なりますので、良い悪いではなく、全員がコロナ禍の中でよく努力してよく頑張れたと思います。

目で見ることのできる結果以外のこれらのことを受け入れられたから、最後の練習は笑顔で締めくくることができたのかもしれません。

 

今年1年、本当にありがとうございました。また2022年も、どうぞよろしくお願い致します。

(1)日本スポーツ振興センター 博物館ニュース第45号https://www.jpnsport.go.jp/muse/news/tabid/285/Default.aspx(参照日2021年12月11日)